よくある質問
革の靴やバッグを洗っても大丈夫?
革製品は水洗いできます。
革製品に使われる革は、なめしと言われる工程を経て、動物の「皮」から製品に使われる「革」へと変化します。このなめしの工程では、防腐処理を施すため動物の皮を大量の水と薬品で何度も洗います。また、製革工程中に乾燥した革は、スルメの様に硬くなっているため水分と油分を補って栄養を与え、柔らかくしていきます。つまり、革と水の相性は悪くありません。ただし、水洗いは短時間で行わないと、革以外(ソールや中敷きなど)の水と相性の悪い部分を傷つけたり、汚れを落としたあとは、保湿や栄養を与える必要があるので、設備や技術が必要です。
革靴も洗わなければいけないの?
革靴だけ洗わないのがおかしいのです。
人間は足もソックスも洗うのに、革靴だけ洗わないのがおかしいのです。
革靴を洗わずに履き続けることは、汚れたソックス同様、しみ込んだ汚れが、カビ、シミ、ニオイの原因となり、足の健康トラブルにつながることもあります。また、革の靴やバッグは、ご家庭ではクリームでお手入れすることが多いのですが、しっかり汚れを落とさずにクリームを塗ると、汚れに栄養分を与えることになり、却って靴やバッグの寿命を縮める可能性もあります。
ワンナワードライ東宝 “皮革工房”では、汚れの分解効果に優れ、除菌・消臭効果の高いオゾン水で洗浄し、乾燥時にもオゾンを噴霧しています。
しっかりと汚れを落とし、除菌・消臭した上で、保湿や栄養を与えるため、大切な革製品を長くお使いいただけます。
自分でも水洗いできる?
ご自分での水洗いはおすすめできません。
革へのダメージやトラブルを考えれば、ご自分での水洗いはおすすめできません。
- ・ご家庭では、塩素の入った水道水で洗うことになるため、革を傷める可能性があります。
- ・水洗いした革は油分を失うため、硬くなってしまいます。
- ・水洗い後の乾燥状態が悪いと乾燥ムラができたり、色移りのトラブルも考えられます。
ワンナワードライ東宝 “皮革工房”では、強い除菌力と消臭効果の高いオゾン水を使い、短時間でキレイに清潔に洗います。すすぎの際には、洗浄で失われた油分を補うため、革に必要な脂分を加え、革に柔軟性を与えます。また、乾燥に関しても、革専用の静止乾燥機を使用して、革へのダメージが少ない38度~42度で乾燥させています。自然乾燥だと乾燥ムラになりやすく、温度が高すぎると革が硬くなったりヒビ割れの原因になります。この乾燥温度は革の整形にも適しているため、シューキーパーを入れて整形します。
型くずれした靴も美しいフォルムを取り戻します。さらに乾燥機内でもオゾンを噴霧して除菌・消臭するので、非常に衛生的です。
どのくらいの頻度でメンテナンスすればいいの?
3カ月ぐらいに一回ほどがオススメです。
革靴の場合、3カ月ぐらいに一回は水洗いで汚れや古い靴クリームなどを落とすことをオススメします。
また、革のバッグも使い続けるうちに水分や油分などもなくなって栄養不足を起こします。そのまま手入れをしないとヒビ割れが起きるので、バッグも定期的なメンテナンスが必要です。
靴や革のバッグなどの革製品は、定期的にメンテナンスを行えば、長期間使い続けることができます。